「お散歩練習」の時間。お散歩中、周りをきょろきょろ、もしくは地面をクンクン、そんなわんちゃんはいませんか?拾い食いや引っ張り防止の観点からも、お散歩中は飼主さんの顔を見てほしい!
わんちゃんはいい事があれば覚えます。今日は、飼主さんの顔を見るといい事がある(おやつがもらえる)を繰り返してみました。しかも、飼主さんの横で、飼主さんの顔を見上げるといい事が起こるように練習です。
いい事があった時のシーンをわんちゃんは目で覚えます。飼主さんとのポジション、見上げた時の飼主さんの顔の向きなど。飼主さんの横にいてこの風景の時いい事が起こる、と覚えてくれれば、お散歩中も飼主さんの隣で、飼主さんの顔を見上げながら歩いてくれます。
はじめは、「動きながら」、は難しいので、一旦止まり、見上げやすいように「おすわり」をさせ、おやつがもらえる風景を覚えさせます。
一回や二回では覚えてくれませんから、根気よく練習しましょう。
ちなみに、おやつをあげるとき、いつも対面(向かい合った状態)だと、お散歩中でも誉めようと思うとわんちゃんは前に出てきます。いつも飛びついた時にあげていれば、お散歩中でも飛びつく子になってしまいます。
飼主さんのちょっとしたクセが、わんちゃんの行動につながってしまいます。いい事が起きるときの飼主さんの動き、シチュエーションを一度見直してみるのもいいですよ。
みなさんが一生懸命練習している横で、見学していたお預かりのわんちゃんや先生わんちゃんは夢の中…。
気持ちよさそうですね。