お散歩で犬と一緒に歩く場合、犬は人の右側か左側か、に統一した方が上手に歩けます。「ツイテ」という言葉でいつもの位置(人の右側、もしくは左側)に来ることで、ウロウロしたり、前に引っ張ったりすることが減ります。

今日の「基本のしつけ(上級)」では、その「ツイテ」項目をさらにレベルアップ!

いつもの場所と反対側に来させたり、正面に来させたりしてみました。

dsc_0149-1まずは、いつもの位置。「ツイテ」の言葉ですんなり来ました。いっぱいほめます。

dsc_0151-1続いて、いつもと反対側。言葉も「ミギ(右)」にします。初めて聞く言葉なので、すんなりできるはずもありません。手で誘導しつつ、「ミギ」という言葉の時にこっち側に来るとほめられる、ということを根気よく教えます。

dsc_0152-1最後に「ショウメン(正面)」に来させます。おやつをもらうときに犬が正面に来ることが多いせいか、割とスムーズにできる子が多かったですね。

いつもと違う位置に来る、簡単そうに思えて結構犬は悩みます。でもできるようになっていれば、アジリティを行うときに犬が人の右側を走ったり、左側を走ったりすることができます。苦手な犬とすれ違う時、車が来た時、拾い食いしそうな時なども使えますよね。

犬は常に学習したい動物です。いくつになっても。強制ではなく、できたらほめる、を繰り返して、楽しくたくさんのことを教えることができたら、人も犬も幸せですよね。

(岡崎いぬの学校 河合)