コンセプト
愛犬が、噛んで困る、吠えて困る、飛びついて困る、お散歩中引っ張って困る、などなど、人間にとって困った行動は多いもの。
しかし、それらは犬にとって当たり前の行動であり、悪いことをしているとは思っていません。ですから、むやみやたらに叱っても、わんちゃんは何がいけないのかわからず混乱するばかりです。
いぬの学校では、まずはいいことをたくさん教えます。
なでられたら落ち着くこと、オスワリをすること、呼んだら帰ってくること、お散歩は一緒に歩くこと‥。
良いことをしたらほめてあげることで、わんちゃんはどうしたら飼主さんが喜んでくれるのかを学習します。本能のまま吠えたり、噛んだりするのではなく、飼主さんが喜ぶことをする、おりこうさんな子に育ってくれます。
1回叱ったら9回ほめる!をモットーに、人も犬も楽しく過ごしましょう。
【何を教えるの?】
簡単なことばかりです。
1.名前を呼ばれたら飼主さんを見ること。
2.「おすわり」‥落ち着かせるのに効果的。
3.「ふせ」‥足元で動かない習慣をつけさせます。
4.「まて」‥我慢することを教えます。
5.「おいで」‥呼ばれたら、帰ってくる。飼主さんが好きじゃないとできません。
6.飼主さんが楽に歩けるお散歩方法
これらを教えておいて、いざ困った行動を起こしそうな時に先に指示を出し、動きをコントロールしてあげましょう。
飛びつきそうだったら「おすわり」。
興奮してはしゃいでいたら「おすわり」「ふせ」「まて」など。
いたずらしそうだったら「おいで」。
困った行動をしてから叱る、ではなく、困った行動をする前に『させない』よう指示を出す。これを繰り返すことでわんちゃんは何をすればいいのかわかってくれます。
【しつけはいつから?】
犬のしつけはおうちにやってきたその日から始まります。まずは体をさわる練習から始めましょう。
成長に合わせて教える内容は変わります。
まずは最初の1年が勝負です。どんなわんちゃんに育つかは、飼主さん次第です。